先月のことですが
天気が良いので散歩をしていたら
工場跡のような場所に
お茶の木の垣根があって
可愛らしい花が
こぼれそうに咲いていました
恥ずかしげに咲いている
昔は
垣根にお茶を植えている家が
たくさんあったそうですね
周りの人やお客様にも
何度か聞いたことがあります
そのうちのお一人が
今も茶摘みをしてお茶にして
飲んでいるとおっしゃっていました
いいですねーと言ったら
良くない良くない!
大変なのよ!大仕事だもの
でもね、美味しいのよ、と
へええ自家栽培のお茶…
美味しいんですか
気になりますねえ
そういえば
子供のころわけもわからず
黄緑色のやわらかい新しい
葉っぱを摘んできてねと
親戚の家に行ったときに
言われたことがあった
広いおうちを囲む垣根は長く続き
子供たちは張り切って
おのおの託されたバケツやザルに
競うようにたくさん摘んで帰った
なんだか嬉しくて
なぜか誇らしげだった
もっとわけのわからない
小さい子たちは
青い固い葉っぱをむしっていた
もちろん、使い物にはならなかった
その後はどうなったんだろう?
大人たちだけで飲んだのかな
ずっちーな
今わたしは
こんな仕事をしているのに
なんだかもったいない
おぼろげな記憶、です
植えてみようかな・・・
申し訳ございませんが
しばらくの間スコーン仕込みのため
17:00閉店させていただきます