2016年7月20日水曜日

ガーゼの糊の落とし方


 
きばたの布の糊の落とし方


着色、加工などを施していない
織り上げたままの状態の布を
生機<きばた>と言います

コットン100%なら
コットンまんまの生成り色
リネンも同じ
ここから自分で染色したりもできます

買ったばかりの布は
加工糊によって
ビシッと真っすぐ真っ平らに
仕上がった状態ですよね

まずはこれを落として
本来の柔らかい状態に戻してから
作り始めます

前回、インディゴ布(☆)でもご紹介しましたが
今回はもっとしっかり洗う作業が加わります

たっぷりのぬるま湯でじゃぶじゃぶと
だけどごしごしせずに

10分から20分ほど浸しますと

糊が落ちます
すごい色ー

水を取り替えて
もみもみします

まだまだ

もみもみと押洗い
まんべんなく

5分ほど置いて様子を見ながら
水を取り替えます

さらさらと手触りが変わってきて
色がある程度出なくなったら

(私は)少し洗剤を入れて
洗濯機で洗ってしまいます

お洋服にしないような布は
脱水まで洗濯機におまかせです

(ただしリネンなどはしわが戻らないことも
ありますので気を付けて)

ゆったりと干します

この違いわかりますか?
糊を落とすことにより
ふんわりとボリュームアップです

あまりの気持ちよさに
今年は夏掛けとシーツを新調しました!

心地よい暮らしには
心地よいファブリックがあります
それにはほんの少しの手間が必要ですが
慣れてしまえば些細な事
(生地は織ってもらっているのだから!)

天然素材の布がお好きな方は
目で見て触れて
ぜひ確かめてみてくださいね!

葉々屋 042-575-1488
水木休み